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光夏坊主 素直で直観的な作業の記録

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ブラック企業体験談、入社前にブラック企業を見分ける方法と対策法を解説します。

ブラック企業を見分けられればこんなことにならなかったのに、と嘆いている人もいるかもしれません。パワハラ、セクハラ、慢性的な残業など気が付くと当たりまえになっていることもあります。できれば入社前に知っておきたい、ブラック企業の見分け方、体験をもとに解説します。


光夏プロフィール
不動産業界、保険、人材業界での業務に従事。転職に失敗して年収を一旦落とすも盛り返す。会社員時代の最高年収は1,200万円。2010年から副業でウェブライターの業務を始める。副業の収入だけで月収40万円を超える。2018年フリーライターに転身。
著書 ・小説「頑張れフレンドリーズ」(2019年発売)。


ブラック企業にいた体験をもとに対策法を解説します。

こんにちは、光夏です。

「毎日残業続きで、少しは早く帰りたいけどそういう雰囲気じゃないんです」
「上司が仕事中に下ネタばっかり言うんです、どうにかしてほしいわ」
「上司のパワハラが止まりません、朝起きると胃が痛みます」

こんなことを感じている人はこの記事を読むと良い方向にすすむと思います。

たいていの人は自分が勤めている会社は普通だと思って仕事をしていますから、自分事ではない人も多いのですが、中には毎日つらい思いをしている人がいるのも確かです。

ブラック企業という言葉は知っていても、定義って何?振込み詐欺の会社のこと?

確かな定義はありませんが、ブラック企業は底辺の中小会社ばかりではありません。上場していてもブラックだと感じている人はいます。

できれば入社前に知っておきたいブラック企業の実態。

今回は僕が体験したブラック企業の体験談をもとに、入社前にブラック企業を見分ける方法と、ブラック企業に入社してしまった場合の対策法を解説したいと思います。

この記事では以下のことを確認できます。

・ブラック企業での体験談
・ブラック企業の傾向
・ブラック企業に入社した人が抜け出せない理由
・ブラック企業に入社したと思った時の対策法

では解説していきましょう。

1.ブラック企業体験談

僕はブラック企業で働いたことがあります。当時はブラックかどうかの判断ができませんでしたが、後で思うと完璧にブラックだと思います。

それでも1年くらいは仕事をしていました。なぜブラックなのに1年もいたのか、それは僕がブラック企業だと認識しなかったからです。

これだけブラック企業という名詞が飛び交っているのに、どうして認識できなかったのか、会社にいるとわかりません、そういう心理状態になります。

そのあたりもブラック企業が存続している理由の一つです。

ここでは、会社にいた時の状況とブラック企業にいるとどのような心理になっているのかなどを解説します。

1-1.ブラック企業は勤務時間通りに仕事が終わらない

僕がいたその会社の勤務時間は、9:00~18:00でした。

しかし、実態は朝8時15分に始まって夜の11時くらいまで働いていました。

ブラック企業を体験して感じるのは、ブラック企業は時間の見せ方がうまいのです。

いや、見せ方というより、働かせ方がうまいと言った方が良いでしょう。

夜の11時くらいまで仕事をしても「18:00までなんじゃないですか」とは言う社員は一人もいません。

1-2.ブラック企業でまかり通るガン詰めの恐怖

「ガン詰め」という言葉をご存じでしょうか?今もあるのかな。

文字通りガンガン詰められることです。僕は営業部に所属していましたので、売り上げを上げるのが仕事です。

売り上げが上がっていない社員は上司に呼び出され、長時間にわたり売れない理由を詰められるのです。

怒鳴られたり、机を叩かれたりしながらです。中にはペーパーウェイトを投げつけられ頭部から出血して救急車で運ばれた若手社員もいました。

そんな恐怖政治なので、長時間働かされても何も言えないのです。こんな会社ですから突然いなくなる社員も普通にいました。

1-3.ブラック企業はパワハラが日常化している

ブラック企業というとパワハラを思い浮かべる人は多いと思います。

パワハラの定義も曖昧ですが、僕のいた会社はわかりやすいパワハラが行われていました。

ガン詰めでは怒鳴られたり、物を投げつけられたりしました。蹴りもいれられたことがあります。僕の場合はお尻にでしたが。

当時、新卒の男性社員がいたのですが、その社員は生意気で上司から目を付けられていました。

目を付けられてどのような目にあっていたかというと、とにかくしょっちゅう個室に呼び出され殴られていました。

上記でペーパーウェイトで頭を数針縫ったのはこの社員です。

ただ、不思議なのは彼は会社を辞めることもないし、不思議と詰められていない時は上司と笑って話をするなど、馴染んでいました。

僕はとても馴染めませんでしたが、なんとなく1年もいることになりました。

1-4.設定された目標と給与体系が退社をとどまらせる

僕が、退社しなかった理由の一つは、給与設定と目標設定がうまくできていたからだと思います。

割と早い段階で売り上げを上げて、一瞬ですが月収60万円くらいになったことがあり、その味が忘れられなかったのです。

固定給に対して売り上げの歩合が大きかったので、一瞬でも売れば単月でそれくらいにはなるのです。

しかし、投資用不動産は1ヵ月に1件でも売れれば、割と上の方のランクと言われるくらい売るのが難しい商材です。

月収60万円なんて長続きするわけもなく、すぐに月収25万円とか20万円とかになるのです。

今だと、そういう給与体系の会社はおすすめしませんが、当時はそんなことに気が付かずに上を目指していました。

現に、部長などは月収100万円あったと思います。しかし、そうなるのは創業期からいる社員だけ、というのもその時は想像できませんでした。

自分もそうなれる、と信じて頑張っていました。

1-5.1年経ってなんとなく数字のマジックに気が付いた

なんか、テレビ朝日のしくじり先生みたいになってますが。

僕は入社して1年間頑張りましたが、1年経った時になんとなく、これは給料上がらないなあ、と思い始めます。

その時は課長職まで上がっていましたが、相変わらず歩合の比重が大きいシステムでしたので、月によって浮き沈みがあり、結局年収は前職より下がっていました。

冷静に考えてみて、これ以上年収を上げるのは無理だという結論にいきつきます。

当時の僕の仕事に対するモチベーションが年収だったということも良くもあり悪くもありました。

退社して、年収の高い企業に無事転職できることになります。

僕が退社したのは、大きなきっかけがあったわけではありません。なんとなく冷静に考えた時に、年収アップは無理だと気が付いただけです。

年収を気にしていたから結果的に辞めることができましたが、気にするがゆえに1年間在籍していたのです。

今となっては色々勉強になったことがありますが、これを読んでいる人にはこんな会社には入ってほしくないですね。

この会社は今はありませんので、ひとつ安心材料はありますね。

転職して年収が上がった体験談はこちらで読むことができます。

2.ここで見分けようブラック企業の傾向

ブラック企業の定義はこれ、とは決まっていません。

そこでなんとなく傾向がわかれば、最悪の状態を避けられるかもしれません。完璧ではないにしても少しは役に立つでしょう。

ここでは、ブラック企業にはどのような傾向があるのかをご紹介します。

2-1.傾向①勤務時間が長い

先に触れたように、ブラック企業は勤務時間が長い特徴があります。

定時は9:00~18:00といったように表記されていても、実際には雰囲気などから帰れないのがブラック企業の特徴です。

ただ、残業が多いかどうかの情報は面接ではわかりにくいので、ネットで口コミなどを見て判断するしかありません。

こういった絶妙な雰囲気を作れるのが、うまい人がいるということです。

もしかしたら、ブラック企業を作っているのは、たった1人の権力者かも知れませんね。

2-2.傾向②暴力的な上司がいる

普通はあり得ないですが、これもそこにいたら、殴られている方が悪い気もするような雰囲気があります。

最近はすぐ事件になるので、聞かなくなりましたが、実際の暴力はなくても暴言を吐いたり、机をたたいたりする上司がいれば、ブラックの疑いはあります。

2-3.傾向③女性社員が軽く見られている

女性社員に平気で下ネタを言う社員がいる場合はブラックだと言っていいでしょう。また微妙に肩を叩いたり、体を触ったりしてくる場合もブラックです。

分かりにくいとは思いますが、男性社員はこれでもか、というくらい女性に気を使うべきだと思います。

2-4.傾向④休暇を取りにくい

1日の労働時間が長いのと同じで、雰囲気的に休暇が取りにくい会社もブラックの香りがプンプンしますね。それだけで断定するのは難しいですが、黄色信号というところです。

2-5.傾向⑤売上至上主義

ブラック企業のほとんどはこの傾向にあります。給与も歩合で設定されていて、売り上げが上がると一瞬給与が上がる仕組みがブラックです。

売り上げのことを言われると、営業マンは反論できませんから、そこをついて巧妙に雰囲気作りがされています。

歩合制もこれからの時代多くなりますので、ブラック企業かどうかは紙一重です。仕事内容や給与体系から精査して入社する必要があります。

このように5つの視点から見ると分かりやすいと思います。ただ、入社する前はわかりにくいことばかりですので、口コミで知るしかありません。

そこで、転職の際の一つの方法として転職エージェントを使うと良いでしょう。このことはまた後で触れます。

3.ブラック企業を辞められない理由

僕は、結局1年間ブラック企業に勤めたわけです。それが長いのか短いのかはわかりません。

早い人は1ヵ月とか2ヵ月で辞める人もいました。その時は、なんでもっと我慢できないんだろうと思っていました。

逆に上役を見ると、長く勤めている人ばかりです。やはり、長くいるといいことあるんだ、みたいな錯覚をしてしまうんだと思います。

確かに、創業メンバーか、そのすぐあとくらいならいつかはいいことあるかもしれません。でも100人くらいになっている企業では、上に行けるのは何年後なのでしょう。

給与体系や、昇格の基準を見ていると、そんなこと忘れて、いけそうな気になる、そんな風に考えてしまうのです。

それが辞められない社員の実態です。

4.ブラック企業に入社してしまったと思った時の対策法

ブラック企業だった、と認識したら、一刻も早く転職することが重要です。いつまでいても状況は変わらないからです。

たった一度の人生の残り時間を無駄に浪費するだけです。新しいところにいけばもっと有意義な時間が過ごせるでしょう。

ただ、次もブラック企業をつかむ可能性がないわけではありません。

次もブラック企業をつかまない対策として以下の2つの方法があります。

① 口コミサイトで細かくチェックする
② 転職サイトではなく転職エージェントを使って転職活動をする

4-1.① 口コミサイトで細かくチェックする

例え人事担当者が自分の会社はブラック企業だと思っていたとしても、面接で教えてくれるはずがありません。逆にブラック企業は1人でも多く採用したいというのが一般的です。

そこで、内部の情報を探る方法として、口コミサイトを利用する方法があります。

転職や就職関係のサイトを見ると、口コミコーナーがあります。実際に働いている社員や働いたことがある人が書き込みをしている場合があるので、そちらを参考にする方法があります。

4-2.② 転職サイトではなく転職エージェントを利用する

ブラック企業を避けて転職するなら、この方法が最も良い方法です。

転職エージェントの担当者は、企業内部も把握していますので、ブラック企業かどうかは知っています。

口ではっきり「ブラック企業は嫌だ」と言っても良いですし、言えない場合は残業がない、上司とのトラブルがない、など自分が嫌だと思うことをきちんと伝えれば、希望にあった企業を紹介してくれます。

また、登録しても紹介する企業に、気に入った企業がなければ断れば済む話です。

転職エージェントほど転職者側が有利な転職方法はないでしょう。

僕の経験から以下の2社がおすすめです。役職者は両方登録すると良いと思います。

リクルートエージェント

リクルートエージェントでも十分ですが、グローバル企業を目指す人や役職者はこちらも登録しておくと、海外勤務の仕事や役職付きの仕事を紹介してもらえます。

JACリクルートメント

今回はブラック企業に在籍したことがある実体験から、ブラック企業の実態や特徴、入社した場合の対策法について紹介しました。

ブラック企業は入社していても気が付かないというのが、やっかいな点です。

もし気が付いたら一刻も早く対応しましょう。ブラック企業は人材を使うだけ使います。状況は変わりませんので、自分で動くしかありません。

今回は以上です。では、また。

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